Ws Home Page (今日の音楽 )


2002年9月7日

 今日の音楽

 ベートーヴェンのピアノ三重奏曲(クラリネット三重奏曲)「街の歌」作品11の第2楽章です。
 この曲をあまり高く評価しない評論家もいますが、どの楽章も、僕は大好きです。特にこの第2楽章は、若い日のベートーヴェンを感じさせてくれ、涙が出てきます。


☆今流れている曲のアドレスは以下と通りです。音楽付きメール等にお使いください。
http://beethoven.op106.com/M20001201_091256/M20020906_211421.mid

をクリックすると一覧表が出てきます。





音楽ジャーナリスト:池田卓生の今日の音楽日記
ご案内

 8月30日 ( 池田卓生の伝言板

 昨夜の飲みすぎで、久々の暇な朝にもかかわらずジムに行けず。午後はフィンランド大使館に来週からの政府招待出張の航空券を頂きに行く。せめてもの御礼に「ナショナル」麻布店でガヴィの白ワインを買い、お土産とする。すぐそばには「エノテカ」や「明治屋」もあり、広尾の一角はちょっとしたワイン店の集合体だ。社への帰途、銀座の鳩居堂でフィンランド人への贈り物として和紙のセットを買った。ちょっと変ったナプキンにもなるし、大層なものを奮発するより気軽に受け取ってもらえるので、最近はこんな感じのものを持参する。社内で仕事を片付け、上板橋の東京オペラ・プロデュース稽古場で九月公演、ヴォーン・ウィリアムズの歌劇「サー・ジョン・マイラブ(恋するサー・ジョン)」日本初演の練習を取材する。先の「ピーター・グライムズ」(ブリテン)同様、英国ならではのバロックから現代、ミュージカルまでの音楽の蓄積を駆使した博覧強記型の音楽で、聖歌の旋律が転調を重ねて陽気な長調になって行ったり、シェイクスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」に作曲者自身が手を入れた台本には古語や方言の英語まで出てくるから大変。団の主宰者で演出の松尾洋、指揮の時任康文、ファルスタッフ役の近藤均をはじめとする歌手たちは不慣れな作品にもかかわらず、大健闘していた。



Back
Home



Mail to : Wataru Shoji