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2002年9月9日

 今日の音楽

 忙しいので、新しく入力はせずに、過去のファイルから曲を選んでいましたが、それも淋しいので、入力途中のインヴェンション第4番の続きを少し入力してみました。
 バッハのインヴェンションの第4番の第2回目です。
 2002年9月14日に、終わりの部分を追加し、全曲にしました。


☆今流れている曲のアドレスは以下と通りです。音楽付きメール等にお使いください。
http://beethoven.op106.com/M20001201_091256/M20020908_202712.mid

をクリックすると一覧表が出てきます。


(●)アンダーライン濃黄

音楽ジャーナリスト:池田卓生の今日の音楽日記
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 9月1日 ( 池田卓生の伝言板

 今日は先ず中野ZEROホールで市民オペラ団体、コレギウム・ムジクムと演出家・岩田達宗のコラボレーションでペルゴレージの「奥様女中」と松井康彦の「笠地蔵」の二本立て。ペルゴレージは主役を歌った宮本益光(バリトン)の優れた日本語訳だったが、オーケストラが全音均等でロマンティックな音を奏で、歌手がイタリア志向の美声で歌い上げようとする瞬間、日本語が死んでいく。古楽奏法をきちんと踏まえ、アーティキュレーションを短めにとり、フレージングの強弱法を工夫して"おしゃべり"な音価のばらつきを打ち出し、それに見合った歌唱法を追究したほうが台本はくっきり、聴こえたと思う。「笠地蔵」では黒田博(バリトン)、山本真由美(ソプラノ)が豊かな経験を背景に美しい日本語、精彩ある演技を披露した。岩田の演出は「目に物を言わせた」わかりやすいもので、正午過ぎの子供向け上演という制約も難なくクリアしていた。終わった後は徒歩で青いサカナ団の事務所に行き、「バタフライ」の準備。さらに神田慶一を伴い、渋谷の文化村オーチャードホールで仏エクス・アン・プロバンス音楽祭の「フィガロの結婚」(モーツァルト)。のゲネプロ。エアの演出、ミンコフスキ指揮するマーラー室内管、歌手たちの全てが素晴らしく、徹底的にリハーサルしたオペラの凄味、古楽奏法も視野に入れた鮮烈な管弦楽の迫力に酔った。会場でおち合った広上淳一と終演後、3人で飲んだビールはおいしかった。明日から1週間はヘルシンキに滞在する。この日記も8日分、後からまとめて送信することになること、お赦し下さい。



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